ゾッとするホラー短編集
誰もいない病室を覗くと
そこもやはり不気味に思えた。
ベッドも取り除かれ、
カーテンすらないその部屋は、
月明かりだけが差し込む
薄気味悪いところだった。
「本当に幽霊が
いるんじゃないの?
絶対ヤバイよ、この雰囲気」
恵子が怯えながらそう言った。
「恵子、幽霊は、
ドキッとするようなところから
現れるんだぜ。
例えば、誰もいないはずの
部屋の隅だったり、
誰も行けるはずのない
7階の窓の向こう側だったり、
いつの間にか、
そっと背後に
立っていたり……」
拓海が恵子を
怖がらせようとして言った
その言葉に、
私はゾッとして
病室内を見まわした。
「ここも異常なしだな。
それじゃ、
次の場所に行ってみるか」
健二がそう言って、
私たちはこの病室を後にした。
そこもやはり不気味に思えた。
ベッドも取り除かれ、
カーテンすらないその部屋は、
月明かりだけが差し込む
薄気味悪いところだった。
「本当に幽霊が
いるんじゃないの?
絶対ヤバイよ、この雰囲気」
恵子が怯えながらそう言った。
「恵子、幽霊は、
ドキッとするようなところから
現れるんだぜ。
例えば、誰もいないはずの
部屋の隅だったり、
誰も行けるはずのない
7階の窓の向こう側だったり、
いつの間にか、
そっと背後に
立っていたり……」
拓海が恵子を
怖がらせようとして言った
その言葉に、
私はゾッとして
病室内を見まわした。
「ここも異常なしだな。
それじゃ、
次の場所に行ってみるか」
健二がそう言って、
私たちはこの病室を後にした。