ゾッとするホラー短編集
「このネックレス、祥子にやるよ」
そう言って、健二は私に
ネックレスを手渡した。
健二が私に渡したネックレスは、
十字架がデザインされた
金色のネックレスだった。
私は健二にネックレスを
プレゼントされたことが
うれしかったけど、
素直にありがとうと言うのが、
恥ずかしかった。
「健二くん、
どうして十字架の
ネックレスなの?
何かの魔よけ?」
「そうだよ。
祥子は臆病だから、
魔よけが必要だろ。
そのネックレスは、
祥子に悪いお化けが
寄りつかないようにする
おまじないだよ」
私は健二にプレゼントされた
ネックレスを
外出する度につけた。
友だちと会うときも、
健二に会うときも、
そして今日も……。
私は泣きながら、
健二がくれたそのネックレスを
握りしめた。
そう言って、健二は私に
ネックレスを手渡した。
健二が私に渡したネックレスは、
十字架がデザインされた
金色のネックレスだった。
私は健二にネックレスを
プレゼントされたことが
うれしかったけど、
素直にありがとうと言うのが、
恥ずかしかった。
「健二くん、
どうして十字架の
ネックレスなの?
何かの魔よけ?」
「そうだよ。
祥子は臆病だから、
魔よけが必要だろ。
そのネックレスは、
祥子に悪いお化けが
寄りつかないようにする
おまじないだよ」
私は健二にプレゼントされた
ネックレスを
外出する度につけた。
友だちと会うときも、
健二に会うときも、
そして今日も……。
私は泣きながら、
健二がくれたそのネックレスを
握りしめた。