ゾッとするホラー短編集
私はその女の不気味な声に、

ドキリとして振り返った。






そして私は、

再びあの幼い女の子の幽霊を

目にして、

全身に鳥肌が立ち、

ありったけの声で、

悲鳴を上げた。






私を血走った赤い目で見ている

幼い女の子の幽霊は、

白いブラウスを血で赤く染め、

血色の悪い

不気味な顔をしていた。






〈 お願い、消えて!




ここからいなくなって!




私たちは、

あなたに恨まれるようなことは

してないの! 〉






私は祈りながら、

健二がくれた

十字架のネックレスを

握りしめた。






〈 このネックレスは、

魔よけだから…… 〉






健二の優しい声が、

私の頭の中に響いた。






〈 神さま、お願いします。




どうか、私と健二くんを

助けて下さい 〉
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