訳あり少女
え、なんで慌ててんの?




『……あ。もしかして…』




「む、胸!胸当たってんだよ!!」




…やっぱり。こいつ、見た目とは裏腹に純粋なのか?





『やらしいなー。どんなとこに意識いってんのよ!』





そう指摘すると、急に黙る嶺二




…なに?

不思議に思い後ろから嶺二の顔を覗くと…



『…っ』




嶺二の顔が赤い…気がする





なんとなく気まずくなり黙っているといつの間にか倉庫についた





「…降りろ」
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