訳あり少女
「突っ立ってないで座れ」
総長席と思われる、この中で一番デカい椅子に腰掛ける嶺二に言われる
長テーブルが1つあって、それを囲むように3人がけの長ソファが2つある
その向こうに総長席がある
つまりは総長席が一番奥にあるということだ
楝と迅が向かい合わせに座っていて、迅と一緒に颯志が座っているから楝の隣に腰掛けた
「なーちゃん!何か飲みたいのある?
冷蔵庫になんでもあるからゆってね!」
『じゃあ、ハバネロ100%ジュース』
「…………へ?」
冗談でそう言うと、無表情だからか本気ととったのかかなり戸惑っている様子
『うそよ。からかっただけ。ブラックある?』
またも迅が爆笑する
もう迅はどうでもいいや
「なんだぁ。冗談かぁ
俺、本気かと思っちゃった!」
やっと理解したのかブラックの缶コーヒーを渡しながら言ってきた
『まぁ、私無表情だからね』
ありがとうと言って受け取る
「…よく、ブラックなんて飲めるね?
俺、砂糖かなり入れないと無理!!」
「まぁ、楝は甘党だからな
苺ミルクは一日に一回は必ず飲むほどだぜ?」
なんか、楝らしい
「俺は甘いのが好きなの!
この前なんか、チョコ100%ジュースとかあったから買って飲んでみたらお腹壊したしね!!」
ただのバカだったわ
でも、自慢話にするあたりやっぱり楝だなって思った
総長席と思われる、この中で一番デカい椅子に腰掛ける嶺二に言われる
長テーブルが1つあって、それを囲むように3人がけの長ソファが2つある
その向こうに総長席がある
つまりは総長席が一番奥にあるということだ
楝と迅が向かい合わせに座っていて、迅と一緒に颯志が座っているから楝の隣に腰掛けた
「なーちゃん!何か飲みたいのある?
冷蔵庫になんでもあるからゆってね!」
『じゃあ、ハバネロ100%ジュース』
「…………へ?」
冗談でそう言うと、無表情だからか本気ととったのかかなり戸惑っている様子
『うそよ。からかっただけ。ブラックある?』
またも迅が爆笑する
もう迅はどうでもいいや
「なんだぁ。冗談かぁ
俺、本気かと思っちゃった!」
やっと理解したのかブラックの缶コーヒーを渡しながら言ってきた
『まぁ、私無表情だからね』
ありがとうと言って受け取る
「…よく、ブラックなんて飲めるね?
俺、砂糖かなり入れないと無理!!」
「まぁ、楝は甘党だからな
苺ミルクは一日に一回は必ず飲むほどだぜ?」
なんか、楝らしい
「俺は甘いのが好きなの!
この前なんか、チョコ100%ジュースとかあったから買って飲んでみたらお腹壊したしね!!」
ただのバカだったわ
でも、自慢話にするあたりやっぱり楝だなって思った