訳あり少女


「紹介が遅れてごめんね
幹部室にいるって言ったけどいなかったみたい」




「色葉!なーちゃんだよ!」






「知ってるよー
スタイル抜群成績優秀。一匹オオカミの‘‘龍牙’’でしょ?」






「そー!なーちゃん!一応自己紹介してー」







『………………………羅忌崎劉鳴』






「えぇー。そーんなに俺に名前教えるのやだー?
まぁ、教えてくれなくても知ってるけどぉー
俺は神無月色葉(カンナヅキイロハ)だよー♪♪
よろしくぅ、劉鳴ちゃん♡」




…なんか。闇に満ち溢れてるって感じだな




孤独を埋めるために女の所にいっている…ってところか?



馬鹿なやつ





『誰がお前のようなたらしとよろしくするか』





とりあえず夕飯を作ろう




『キッチン借りる』




「場所わかるか?」





『…』




「左のドアだ」





ご丁寧に嶺二が教えてくれた




ちなみに幹部室には2つドアがある





言われたとおり左のドアに入る





そこには一回も使った事ないんじゃないかって言うほど綺麗なキッチンがあった





キッチンと一緒に冷蔵庫がある




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