続★俺だけの家政婦さん
コンコン
「野末くん、お友達がいらっしゃいましたよ~~」
「友達?」
ドアの向こうから怪訝そうな声が聞こえた。
すると、私の横にいるお友達はいきなり書斎のドアを開けた。
「野島っち~~!友達だよ~~」
野末くんとは正反対な脳天気な声でお友達が書斎の中に入ったと同時に
「お前かよ!」
とうっとうしそうな野末くんの声が聞こえた。
お友達というのは
業界では野島景のライバルと言われてる須藤歩だ。
どこかで見たことがあるというのは
文庫のカバーに載っていた著者プロフィールの顔写真だった。
野末くんに負けず劣らずのイケメンの須藤歩先生は
身長180センチのモデル体型。顔も小さく、マンガに出てきそうな
流れのあるヘアースタイルで茶髪。目は彫りの深い二重で
睫毛・・・長っ!で・・・チャラそうです。
はい!とってもチャラそうです。
さっき、壁ドンしてあげるって言われましたけど
この人普段からリアルで壁ドンやってそうです。
野末くんと並ぶとメンズファッション誌の表紙を飾れそうだけど
私からすると
野末くんが腹黒王子で須藤先生はチャラ王子だね。
・・・と書斎の入り口でウォッチングしていた。