あなたの愛に深く溺れてしまいたい
「なら、俺を利用しろ」
「えっ…?」
「俺がまとめて忘れさせてやるよ」
「………」
利用しろ、って…。なんだろう…利用とか、そういうのはしたくないって思ってしまったのは…。
「なんだ、俺じゃ不満かよ」
「…そうじゃなくて、」
柴咲課長は私の言葉を最後まで聞く前に、少し長く伸びた私の髪を掬うと、人差し指に巻きつけクルクルと弄ぶと耳元に唇を近付けて、こう囁いた。
「セックスから始まる恋だってあるだろ?」
「っ、」
まさか柴咲課長の口からそんな言葉が出てくるとは思わず、チラリと彼のほうを目だけ向けると、また口角を上げた彼に出会った。
そして、目が合ったまま柴咲課長の口が動く。
「お前、酒飲むと女度が増すな」
「な、なんですか。それは」
「キスしたくなる」
「…バカじゃないですか」
前田ちゃんが言ってたこと…。色気が出るって…。
女度が増すってのも、きっと同じ意味だよね…?
「えっ…?」
「俺がまとめて忘れさせてやるよ」
「………」
利用しろ、って…。なんだろう…利用とか、そういうのはしたくないって思ってしまったのは…。
「なんだ、俺じゃ不満かよ」
「…そうじゃなくて、」
柴咲課長は私の言葉を最後まで聞く前に、少し長く伸びた私の髪を掬うと、人差し指に巻きつけクルクルと弄ぶと耳元に唇を近付けて、こう囁いた。
「セックスから始まる恋だってあるだろ?」
「っ、」
まさか柴咲課長の口からそんな言葉が出てくるとは思わず、チラリと彼のほうを目だけ向けると、また口角を上げた彼に出会った。
そして、目が合ったまま柴咲課長の口が動く。
「お前、酒飲むと女度が増すな」
「な、なんですか。それは」
「キスしたくなる」
「…バカじゃないですか」
前田ちゃんが言ってたこと…。色気が出るって…。
女度が増すってのも、きっと同じ意味だよね…?