部長の溺愛に困惑しています。
「森崎。ちょっと」

「はい?部長」


その時…部長が私達のところに近づいて来て、森崎さんの事を呼んだ。

また胸がドキッと鳴る。





「お前はこの件の続きを頼む」


部長は森崎さんにファイルと数枚の資料を渡す。





「…わかりました」

「サクラの指導は俺が代わろう」

「え?」


部長のその発言に、森崎さんは眉をしかめて信じられないと言った顔をする。





「とんでもない!私がやります!今部長に申し付けられたこの仕事もサクラの指導も私がやりますから!」

「代わってくれよ。ちょっと休憩したいんだ」


ポンと森崎さんの肩を叩く部長を見て、少しだけ嫉妬してしまった…

部長に触れられて森崎さんは嬉しそうに見えたからだ。
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