部長の溺愛に困惑しています。
しばらくその場から動けない…

受け取った資料を握りしめて、キュッと締め付けられている胸にじっと耐えていた。


耳元に近づいただけなのに…まるでキスされたみたいだった…







好き…




気がつくと、そう胸の中で何度もつぶやいていた。





この気持ちを彼に言えたらいいのに…



真っ暗な廊下で1人…そう思った夜だった。











しかし数日後。部長への自分の気持ちの変化にドキドキする余裕は、既に0に近くてなくなっていた。

森崎部長不在のままのイベントが近づくと、自分がサクラだと忘れるくらい忙しい日々が続く。



今も当日のイベントの下見の帰りで、先輩達と車に揺られ1人どっと疲れた疲労に浸っていた。
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