部長の溺愛に困惑しています。
「お前見てたろ?」

「…部長は仕事上では森崎さんと付き合っていたいんですね」


言っちゃった…

かわいくない。


しばらく車内に沈黙が流れる。






「…お前は本当に」

「ぇっ」



ドサッ






「何なんだよ…」

「あっ…ちょ………ん」


突然こっちに覆いかぶさって来る部長は、私の腕を押さえつけて強引にキスして来た。

車内でしかもここは病院。私は恥ずかしくて必死に抵抗する。




「引いたり押したり……怒ったり嫉妬したり…彩蓮は本当に思い通りにはいかないな。俺がこんなに女に振り回されるなんて」

「部長…やめ…」

「お前だけ特別だからな」


胸元に顔を押し付けられるとチクッとした鈍い痛みが…

部長の唇が触れた場所から徐々に体全体に熱をおびて、本当にそのまま彼にどうされてもいいと思ってしまった。
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