部長の溺愛に困惑しています。
「そうなんですよ。なので私もスタッフ側に回ることになりました…」

「はぁ!?あんたが!!?」


森崎さんの顔はとても信じられないと言ったような顔。

失礼を通り越して少し傷ついた。





「ったく…よりによってあんたみたいなサクラなんかを……どうせ部長の指示なんでしょ?」


彼女の問に私は苦笑いを返す。

それは「yes」というのと同じだと、今のやり取りなら言わなくてもわかる返しだった。







「部長ったら…本当に何考えてるのかしらねっ」


フンッと怒った表情を見せる森崎さんを、何気なくわからないように全身を見渡してみると…

いつもスーツ姿の彼女が今日は私服姿だということに気がついた。


ベージュのパンツに白くて真っ白なシャツ。

濃いブラウンの綺麗なヒールに、髪をふんわりと上げていつもよりも可愛らしいシュシュをつけている。
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