部長の溺愛に困惑しています。
落ち着け!

落ち着くのよ…







「このファンデーションも使ってみたけど…どうも変な匂いがするのよね~これ香料入ってらっしゃる?」

「えっと…」


頭の奥底から自分の持っている知識を振り絞って出してみるが、何を言ってるかわからずただベラベラと口から出るだけ。

いくら代理の美容部員とはいえ、こんなの出来損ないだ。







「ふーん…実はここの新作全部使ってみたんだけど、どれもイマイチよね~今年はどうしちゃったのかしら」


ここのブランドの化粧品をもう試しているのにも関わらず、今ここに座っているこの人って…一体……





「まあいいわ。あなたの接客次第で買うか買わないは決めるから。とりあえずメイク落としあるかしら?」

「ございますが…」

「なら持ってきて下さらない?今してるメイク全部落としてあなたにフルでメイクしてもらいたいの」

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