花盗人も罪になる
「あれだけイヤだったのに、授乳やめてしばらくしたら無性に旦那に触りたくて」
「で、誘ったんだ」
「誘ったって言うか……とりあえず抱きついてみたらその流れで」
「久しぶりの夫婦の営みはどうだったの?」
春菜にストレートに尋ねられ、さすがの綾乃も少し照れくさそうだ。
「ん? なんか温かくて気持ち良かった。体だけじゃなくて心が満たされたっていうか。久しぶりに、この人のこと好きだなーって思った」
紫恵には綾乃の気持ちがとてもよくわかった。
愛する人と体を重ね合って満たされるのは性欲だけじゃない。
心を満たす手段はきっとセックスだけではないけれど、愛する人と求め合い体を重ねることで生まれる絆も、安心感も愛情も、間違いなくあると紫恵は思う。
「旦那さんはなんて?」
「やっと綾乃に触れるって喜んでた。ずっと私としたかったらしい」
なんだかんだ言っても綾乃はちゃんと夫に愛されているのだと思うと、紫恵はなんだか嬉しくなる。
「それで浮気はやめたんだ」
「あー、それなんだけど……実は浮気はしてないって」
「え?」
3人の反応が思いのほか大きかったことに驚いたのか、綾乃は少しばつが悪そうな顔をした。
「私とできなくなってからも、他の女とはしたことないって」
「そうなの? 後輩の女の子と出掛けたりしてたんじゃなかったっけ?」
「あれはデートじゃなくて、カップルのふりしてライバル店への視察みたいな? 休みの日じゃないとなかなかできないから」
「で、誘ったんだ」
「誘ったって言うか……とりあえず抱きついてみたらその流れで」
「久しぶりの夫婦の営みはどうだったの?」
春菜にストレートに尋ねられ、さすがの綾乃も少し照れくさそうだ。
「ん? なんか温かくて気持ち良かった。体だけじゃなくて心が満たされたっていうか。久しぶりに、この人のこと好きだなーって思った」
紫恵には綾乃の気持ちがとてもよくわかった。
愛する人と体を重ね合って満たされるのは性欲だけじゃない。
心を満たす手段はきっとセックスだけではないけれど、愛する人と求め合い体を重ねることで生まれる絆も、安心感も愛情も、間違いなくあると紫恵は思う。
「旦那さんはなんて?」
「やっと綾乃に触れるって喜んでた。ずっと私としたかったらしい」
なんだかんだ言っても綾乃はちゃんと夫に愛されているのだと思うと、紫恵はなんだか嬉しくなる。
「それで浮気はやめたんだ」
「あー、それなんだけど……実は浮気はしてないって」
「え?」
3人の反応が思いのほか大きかったことに驚いたのか、綾乃は少しばつが悪そうな顔をした。
「私とできなくなってからも、他の女とはしたことないって」
「そうなの? 後輩の女の子と出掛けたりしてたんじゃなかったっけ?」
「あれはデートじゃなくて、カップルのふりしてライバル店への視察みたいな? 休みの日じゃないとなかなかできないから」