にゃおん、と鳴いてみよう

「お外久しぶりでしょ?」と言って、ミネちゃんはまた公園で外に出してくれた。
でも、ミネちゃんと離れるのが怖くって、その周りをうろうろしただけだった。

信じてもいいのかな、ってちょっと心配。

だけど、久しぶりのお外の空気は本当に気持ちよくって、吸ってるだけでいい気分だった。
そして、ミネちゃんの足元にちょこんと座って鳴く。


「にやぁおん」


大好きよって言うのよ。
思いを込めた声は必ず届くんだから。

ミネちゃんは、嬉しそうに微笑んで応えてくれる。


「モカちゃんの声って、可愛いね」


あたしはそれが嬉しいから。

もっと、もっともっと、いっぱい鳴くの。


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