flower
何?この置き手紙。突っ込み所いっぱいなんですけど。
取って食べるって何?私が?いやいや私食べられそうになってますよ。
ちょっとパリって…何このちょっとそこのスーパーいってくるね的なノリ。転勤なんて聞いてない。
それに…部屋って?今日からこの家で先生と一緒に住むとでも?嘘でしょ?いや、そんなはずない。嫁入り前の娘を見ず知らずの男と一緒に住まわせるなんて…うん、ありえない。
でも、このPS……未来の旦那様って何ですかぁ〜〜〜??…やっぱり一緒に暮らせってことなの?
手紙から恐る恐る顔を上げ、先生の顔色を伺いつつ、問いかける。
「…あの~。これって、今日から先生と私が一緒に暮らすってことなんでしょうか?」
「そうだよ。」
ですよね。そんな筈ない……ん?あれ?今先生頷きました?そうだよって言っちゃいました?
「まじですか!?先生と私が?嘘?」
頭がこんがらがる私に先生が笑い出す。
「クックッ……日向は何も聞かされてないんだね。日向と俺は、今日からここで一緒に暮らすんだよ。」
えええええぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜!!!!!
「まぁ落ち着いて。」
これが落ち着いていられますか。身の危険を感じますけど。
「詳しく話すと……」
先生の説明が始まる。ママの置き手紙じゃ何がどうなってこうなってるのかわからない。興奮する自分を無理矢理落ち着かせて先生の話に耳を傾ける。