好きだけど、近づかないでくださいっ!
「とにかくさ、スキサケがどんなものか大体分かったけれど鈴はどうしたいの?」
異国情緒溢れる店内。個室なんかはなくて、開放感いっぱいで雰囲気は外国の屋台のよう。
中央カウンターはドリンクバーが置いてあって、さっき取りに行ってきた。
私はアセロラドリンクで那月はグレープフルーツジュース。週末じゃないから二人ともお酒は控えることにした。
名物のエビトーストをはじめ、いろいろと注文を済ませると那月がジュースを一口飲んだ後にそう尋ねてきた。
「どう、したいか。そりゃあやっぱり私だってこんな体質治したいよ」
こんな体質、できることなら治したい。厄介で相手を傷つけるだけ。何、一ついいことがない。
「だったらもう荒療治しかないんじゃない?」
「荒療治?」
異国情緒溢れる店内。個室なんかはなくて、開放感いっぱいで雰囲気は外国の屋台のよう。
中央カウンターはドリンクバーが置いてあって、さっき取りに行ってきた。
私はアセロラドリンクで那月はグレープフルーツジュース。週末じゃないから二人ともお酒は控えることにした。
名物のエビトーストをはじめ、いろいろと注文を済ませると那月がジュースを一口飲んだ後にそう尋ねてきた。
「どう、したいか。そりゃあやっぱり私だってこんな体質治したいよ」
こんな体質、できることなら治したい。厄介で相手を傷つけるだけ。何、一ついいことがない。
「だったらもう荒療治しかないんじゃない?」
「荒療治?」