好きだけど、近づかないでくださいっ!
私には昔から、とんでもない体質がある。それは『好きな人を避ける』ということ。
私はこれを勝手に『スキサケ』と呼んでいる。
『スキサケ』なんていうと相手を意識するがあまり目も見れないという可愛らしいものに聞こえるけれどとんでもない。
とにかく、好きだと思った人が出来れば、たとえそれまで普通に話せていた相手でも全くそれが出来なくなってしまう。
それどころかまるで存在を否定するかの如く、避ける。話しかけられても無視。目は合わせない。
そう、スキサケなんて言葉とは真逆の嫌いです態度になってしまう。
そして、当然相手には不快感しか与えず、恋は実るどころか相手に嫌われるという最低のもの。
今回は絶対にスキサケに勝ってみせると好きな人ができるたびに思うけれど、一度も勝てない。
そして、まさに今もスキサケが発動してしまった。
「聞いてるのか?戸松」
当然、目の前の男性は私のそんな体質など知らず、目くじらを立てている。
私のこの悪い態度が更に怒りに拍車をかけているのも分かる。
でも、すみません。
体質なんです。
私はこれを勝手に『スキサケ』と呼んでいる。
『スキサケ』なんていうと相手を意識するがあまり目も見れないという可愛らしいものに聞こえるけれどとんでもない。
とにかく、好きだと思った人が出来れば、たとえそれまで普通に話せていた相手でも全くそれが出来なくなってしまう。
それどころかまるで存在を否定するかの如く、避ける。話しかけられても無視。目は合わせない。
そう、スキサケなんて言葉とは真逆の嫌いです態度になってしまう。
そして、当然相手には不快感しか与えず、恋は実るどころか相手に嫌われるという最低のもの。
今回は絶対にスキサケに勝ってみせると好きな人ができるたびに思うけれど、一度も勝てない。
そして、まさに今もスキサケが発動してしまった。
「聞いてるのか?戸松」
当然、目の前の男性は私のそんな体質など知らず、目くじらを立てている。
私のこの悪い態度が更に怒りに拍車をかけているのも分かる。
でも、すみません。
体質なんです。