好きだけど、近づかないでくださいっ!
大丈夫、今度こそ。そんな風にがんばろうと思っても治らない。
嫌われてその人のことを好きじゃなくなって初めてスキサケから解放される。
いっそ、誰も好きにならなければいいのに。そう思っても自分の気持ちはコントロールできない。
本当に迷惑で厄介な体質。
「・・・本気で治したいなら俺が協力してやる。その代わり、俺、今すげーお前のスキサケに腹立ってるから嫌がらせしまくるけどな」
「嫌がらせ?」
「テーブルの上に、両手置けよ」
言われたように両手をそっと、テーブルの上に置く。どうしよう。
さっきは感じなかったのに、またスキサケが発動しようとしている。
それなのに、私の両手の上にそっと俺様は自分の手を重ねた。急いで手を引っ込めようとしたけれどそれを許さないという風に指を絡め取られた。
「逃げんな。笑わせんなよ。何が椎野課長は好きだけど、椎野さんは好きじゃねえだ。そんなの全然嬉しくねえよ」
「か、課長?」
ダメだ。脳がもう俺様だと思ってはくれない。どんどんとスキサケが激しくなっていく。
早くこの手を離さなくちゃお腹の底が熱くなって、苦しくなる。
嫌われてその人のことを好きじゃなくなって初めてスキサケから解放される。
いっそ、誰も好きにならなければいいのに。そう思っても自分の気持ちはコントロールできない。
本当に迷惑で厄介な体質。
「・・・本気で治したいなら俺が協力してやる。その代わり、俺、今すげーお前のスキサケに腹立ってるから嫌がらせしまくるけどな」
「嫌がらせ?」
「テーブルの上に、両手置けよ」
言われたように両手をそっと、テーブルの上に置く。どうしよう。
さっきは感じなかったのに、またスキサケが発動しようとしている。
それなのに、私の両手の上にそっと俺様は自分の手を重ねた。急いで手を引っ込めようとしたけれどそれを許さないという風に指を絡め取られた。
「逃げんな。笑わせんなよ。何が椎野課長は好きだけど、椎野さんは好きじゃねえだ。そんなの全然嬉しくねえよ」
「か、課長?」
ダメだ。脳がもう俺様だと思ってはくれない。どんどんとスキサケが激しくなっていく。
早くこの手を離さなくちゃお腹の底が熱くなって、苦しくなる。