御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~
美月は中途で総務部に採用され、研修を受けた後に、秘書課に配属になったのである。
(あの時……秘書として雪成さんに初めて挨拶した時のこと、今でもはっきりと覚えてる……。)
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ボウタイのブラウスにタイトスカートという、通常のオフィスカジュアルよりも少しフェミニン寄りのスタイルで、美月は緊張しながら副社長室のドアをノックした。
(緊張する〜!)
社内研修を終えて、いきなり配属されたのが秘書課だった。
秘書の経験はなかったが、それまで税理士事務所でなんでもやっていたので、それを見込んで、ということだった。
(こんな大きな、何百年も続いているような老舗の副社長秘書なんて、私に務まるんだろうか……。)