御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~

「ということは、何か予定があるんですか?」


 純粋な美月の問いに、雪成は一瞬臆したように息を詰まらせたが、観念したようにうなずいた。


「うちに……実家に来ないか」


(実家……雪成さんの、実家⁉︎)


「そ、それって……」


 いつもは全く気にしていなかったが、今日に限ってハジメとしのぶにあれこれ言われたので意識してしまう。


 美月がゴクリと息を飲むと、雪成は正面から美月を見つめ、美月の手をギュッと握った。



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