御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~
「俺の写真……なぁ。そんなもの本当に見たいのか?」
「見たいですよ! 当然じゃないですか」
怪訝そうな顔をされる意味がわからない。
自分が知らないころの恋人がどんなだったかなんて、知りたいに決まっている。
美月はかなり食い気味で雪成に迫った。
「まぁ、たぶんどっかにあるとは思うんだが……探してみるか」
雪成はうーんとうなりながら、胸元からスマホを取り出し
「知ってそうな人間に聞いてみる。ここで待っていてくれ」
と、部屋を出て行った。
(あるかなぁ……あるといいな。)
美月は何気なく洋室のベッドに腰を下ろす。
(あ、このベッドカバー手作りだ。もしかして雪成さんのお母さんが作ったのかな? だとしたらかなりの大作だよ……。)