御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~

 美月は目を丸くした。

 美月自身は妹のため、圧倒的に写真の数が姉より少ないのである。二番目あるあると言ってもいいだろう。


「奥様がカメラが趣味でいらっしゃるんですよ」
「へぇ、そうだったんですね。ということはこの写真のカメラマンはお母様なんですね」


 いったいどんな写真だろうと、美月はワクワクしながらアルバムのページをめくった。


「ああっ、かわいいっ!」


 アルバムには、思わず悲鳴をあげたくなるような写真がたくさん貼ってあった。


「目が真っ黒〜髪がふわふわしてる〜! 顔がきれい〜!」


 赤ちゃんの雪成は、赤ちゃんの頃からちゃんと雪成だった。顔の造形が端正で、そのまますくすくと大きくなったのがよくわかる美形なのである。


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