御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~
「えー、冷たいなぁ。君が雪成の秘書じゃなかったら、真面目に口説いてるよ、本当」
ここまでくるといっそすがすがしい。天晴れである。
「こんな時間だし、まともにランチ食べさせる店は少ないと思うよ。うちのレストラン使っていくといい。ぜひ僕から美女二人にご馳走させて欲しいんだ」
そしてハジメは、腕時計に目を落として「そろそろ行かなきゃ」と、慌ただしく車に乗り、出て行ってしまった。
「……変なやつだけど、まぁ飯はゴチになるか。確かに空いてるのファミレスくらいしかなさそーだし」
しのぶがゴリゴリと頭をかきながら肩をすくめる。
というわけで、美月としのぶは山邑リゾートのレストランで食事をすることにした。
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