御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~

「俺が悪かった……つまらない嫉妬だ。美月は何も悪くない……」


(しっと……嫉妬?)


 自分の体を包み込む雪成の胸は広く、暖かく、腕は優しかった。


 動揺で苦しいくらい締め付けられていた心臓が、少しずつ落ち着きを取り戻し始める。


「……嫉妬って……誰にですか」


 おそるおそる尋ねると、雪成は美月を抱きしめたままささやいた。


「……今日、美月の友人だって男がここに来たっていうのは……」
「……え?」


 一瞬、思考回路が停止したが、ハッとした。


「あ、友人は来ましたけど、しのぶちゃんは女性です」
「……は?」



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