御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~

 トモは小さいがとてもパワフルな女の子で、地元の企業で事務員をしていたはずである。

 去年の夏にあった同窓会に顔を出していなかった彼女とは、結果数年会っていない計算だった。


「だよねー、ひさしぶりだよねー! 実はあたし今、東京で働いてるんだよー!」


 トモははしゃいだように美月の腕を取り、引き寄せる。


「美月ちゃん、こっち座りなよー! たくさん話したいことあるしーって、だっ、誰なのこのチョーイケメンは!!!」


 トモは美月の背後に立っている雪成を見て、仰け反った。


「こんばんは」


 雪成は少し背の低いトモにニッコリと微笑みかけて、美月の隣に並んで立つ。


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