常務の秘密が知りたくて…
「カイル、おかえりなさい」
遠征を終えて帰ってきた翌日、いつも通りエリスは現れた。
「思ったよりも早かったのね。王女も驚いてたわ。やっぱりカイルは」
言い終わらないうちにエリスの前に包みを差し出す。
「これ何?」
「開けたらわかる」
おずおずと袋を受けとるとエリスは疑いの眼差しを向けながら包みをほどいていく。
「すごーい!」
中身を確認した途端、黄色い声を上げて目をキラキラさせているエリスは、まるで子供だ。包みの中身は小さな砂糖菓子がいくつか入っていた。
ここでは砂糖は高級品だが、あの村ではよくとれるらしい。それでもこうした形で食べられるのは限られた人間だけらしいが。
「食べてみたらいい」
「私が? いいの?」
「そのために持って帰ってきた」
王家への贈り物は別に預かっている。不思議そうに砂糖菓子をまじまじと見つめながらエリスは恐る恐る自らの口に放り込んだ。
「……すごく甘い! こんなの初めて!」
「それはよかったな」
満面の笑顔で今にも飛び跳ねそうな勢いだ。
遠征を終えて帰ってきた翌日、いつも通りエリスは現れた。
「思ったよりも早かったのね。王女も驚いてたわ。やっぱりカイルは」
言い終わらないうちにエリスの前に包みを差し出す。
「これ何?」
「開けたらわかる」
おずおずと袋を受けとるとエリスは疑いの眼差しを向けながら包みをほどいていく。
「すごーい!」
中身を確認した途端、黄色い声を上げて目をキラキラさせているエリスは、まるで子供だ。包みの中身は小さな砂糖菓子がいくつか入っていた。
ここでは砂糖は高級品だが、あの村ではよくとれるらしい。それでもこうした形で食べられるのは限られた人間だけらしいが。
「食べてみたらいい」
「私が? いいの?」
「そのために持って帰ってきた」
王家への贈り物は別に預かっている。不思議そうに砂糖菓子をまじまじと見つめながらエリスは恐る恐る自らの口に放り込んだ。
「……すごく甘い! こんなの初めて!」
「それはよかったな」
満面の笑顔で今にも飛び跳ねそうな勢いだ。