俺様社長の恋の罠
何度も身体を重ねてるけど、ちゃんとお互いの気持ちを知ってからだと何か違っていて、素肌が触れ合うとすごく落ち着く。
「キスは?していい?」
そう聞かれて頷く私に崇人さんは唇を重ねてくる。
キスが深くなりそうなところで、私は崇人さんの顔を押し返した。
またムッとした顔で崇人さんが私を見る。
「なんで?ダメなの?」
不満そうな顔でそう聞かれて私は赤くなる。
「だって、崇人さんのキス気持ち良くて、何も考えられなくなっちゃうから。まだ話したいことあるからダメ」
そう言う私を、崇人さんはまた抱きしめてくる。
「そんなかわいい理由なんだ。ずっとキスはダメって言ってたのもそれが理由?」
「そうです」
頷く私に悩んで損した、と崇人さんがため息をつく。
それからまた私の唇にキスして、触れるだけならいいだろうと笑った。