カタブツ上司に愛された結果報告書
嬉しさを噛みしめていると、田中さんは不思議そうに「美海?」と尋ねてきたものだから、慌てて「なんでもありません!」と言葉を返した。
「それに代表は田中さんのことを、大切に思っているんだなってことが知れてよかったです」
ニッコリ笑う私とは対照的に、田中さんは心底嫌そうに顔を歪めた。
「大切に思われているのなら、もっとしっかりして欲しいものです」
「代表は田中さんのことをしんようしているんですよ! だからわがままも言いたくなっちゃうんじゃないですか? きっと甘えているんだと思います!」
そうだよ、田中さんのことを信用しているからこそ、言いたいことが言えるんだと思う。
「それに田中さんだって代表のことを信用しているからこそ、あそこまで思っていることを素直に言えちゃうんじゃないですか?」
ふたりのやり取りを見ていて見せつけられた気分だ。
ふたりの間にある、強い絆みたいなものを。
すると田中さんは面食らったように眼鏡の奥に見える目を、何度も瞬きさせ次の瞬間、どこか嬉しそうに笑った。
「そうなって欲しいのは、代表よりも美海になんですが」
「え、私にですか?」
「それに代表は田中さんのことを、大切に思っているんだなってことが知れてよかったです」
ニッコリ笑う私とは対照的に、田中さんは心底嫌そうに顔を歪めた。
「大切に思われているのなら、もっとしっかりして欲しいものです」
「代表は田中さんのことをしんようしているんですよ! だからわがままも言いたくなっちゃうんじゃないですか? きっと甘えているんだと思います!」
そうだよ、田中さんのことを信用しているからこそ、言いたいことが言えるんだと思う。
「それに田中さんだって代表のことを信用しているからこそ、あそこまで思っていることを素直に言えちゃうんじゃないですか?」
ふたりのやり取りを見ていて見せつけられた気分だ。
ふたりの間にある、強い絆みたいなものを。
すると田中さんは面食らったように眼鏡の奥に見える目を、何度も瞬きさせ次の瞬間、どこか嬉しそうに笑った。
「そうなって欲しいのは、代表よりも美海になんですが」
「え、私にですか?」