カタブツ上司に愛された結果報告書
心優しい人だって。一緒に働けることを祈っているだって。
顔が熱くなるのと同時に、口元も緩々に緩んでしまう。
傍から見たら私、とんだ変人だ。
だって走りながら顔を真っ赤にさせてニヤけているのだから。
彼に出会うまでは、緊張しっぱなしだった。もちろん今も緊張しているけれど、それ以上にやる気が出た。
なにがなんでも内定もらいたい! 彼ともう一度会いたい。
そして、一緒に働きたいから――……。
気合い充分で面接会場へと急いだ。
* * *
数後日、内定の通知を見たときは飛び跳ねて喜んだことを、いまでもよく覚えている。
そして期待に膨らませて入社式を迎えたわけだけど……。
彼の言う通り、嫌でも名前を知ることになった。おまけにあだ名まで。
重役なのかな? とはちょっと思っていたけれど、まさか代表の秘書だとは予想外。
田中さんは社内で誰よりも忙しい人だった。……下手したら代表よりも激務なんじゃないかなと思うほど。
それなのに、いつも涼しい顔をして淡々と仕事をこなす彼は、やはりあの日出会った彼だったわけで。
顔が熱くなるのと同時に、口元も緩々に緩んでしまう。
傍から見たら私、とんだ変人だ。
だって走りながら顔を真っ赤にさせてニヤけているのだから。
彼に出会うまでは、緊張しっぱなしだった。もちろん今も緊張しているけれど、それ以上にやる気が出た。
なにがなんでも内定もらいたい! 彼ともう一度会いたい。
そして、一緒に働きたいから――……。
気合い充分で面接会場へと急いだ。
* * *
数後日、内定の通知を見たときは飛び跳ねて喜んだことを、いまでもよく覚えている。
そして期待に膨らませて入社式を迎えたわけだけど……。
彼の言う通り、嫌でも名前を知ることになった。おまけにあだ名まで。
重役なのかな? とはちょっと思っていたけれど、まさか代表の秘書だとは予想外。
田中さんは社内で誰よりも忙しい人だった。……下手したら代表よりも激務なんじゃないかなと思うほど。
それなのに、いつも涼しい顔をして淡々と仕事をこなす彼は、やはりあの日出会った彼だったわけで。