カタブツ上司に愛された結果報告書
「それは嬉しい誤算でした。……尚更今日は期待を裏切らないよう、務めさせていただきますね」

「田中さん……」


期待を裏切らないようにって、田中さんは今日、一体私をどこに連れて行ってくれるつもりなのだろうか。

期待で胸を膨らませる私を乗せて、田中さんの運転する車は目的地へと向かっていった。




「ここ……ですか?」

「はい」


目的地に辿り着き車を降りたものの、意外すぎる場所に立ち尽くしてしまう。


「行きましょう、時間が勿体ない」


鍵を施錠し私の横に立った田中さんは、早く行こうと歩き出したものだから、慌てて後を追い掛けた。


「本当はオープンと同時に辿り着きたかったのですが、家で遅くまで仕事をしていたので、睡眠時間を確保するため仕方なく……。きっと混雑しているでしょうから、急ぎましょう」


「はっ、はい!」


咄嗟に返事しちゃったけれど……本当に意外だ。
まさか田中さんと遊園地に来ちゃうなんて。
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