カタブツ上司に愛された結果報告書
歩道の片隅でリクルートスーツ姿で小さくガッツポーズする私の姿は、通り過ぎる人の目にはさぞかし可笑しく写っているだろう。
え、なにあいつ。就職活動にしすぎて頭おかしくなった? とか……。
いやいや、面接日にナーバスになっちゃうような考えはダメだ。
別に誰になにを言われても、構わないし!!
変に開き直りいざ面接会場へと向かうべき、足を踏み出していく。
今日面接を受ける会社、【有限会社クラルテプロモーション】は、参加した合同就職説明会に参加していた企業のひとつだ。
最初は本命の会社ではなかった。
けれど舞台に立った代表は若手の実業家であり、時に話してくれた企業理念や、代表が考える会社という組織についての熱い公演内容にすっかり虜になってしまい、大本命の会社となったのだ。
憧れの存在だった。
あの人の下で働けたら、どんなに幸せだろうと何度思ったか。
まぁ……後にあの日抱いた代表に対する憧れも、一瞬にして砕け散ったんだけどね。
なにがなんでも内定を取る!! 強い思いを持って面接会場である会社のオフィスが入るビルへと向かっている中、ふと目に飛び込んできたのは、歩道橋の中腹で大きな鞄を両手で抱え、必死に階段を登るおばあさんの姿。
え、なにあいつ。就職活動にしすぎて頭おかしくなった? とか……。
いやいや、面接日にナーバスになっちゃうような考えはダメだ。
別に誰になにを言われても、構わないし!!
変に開き直りいざ面接会場へと向かうべき、足を踏み出していく。
今日面接を受ける会社、【有限会社クラルテプロモーション】は、参加した合同就職説明会に参加していた企業のひとつだ。
最初は本命の会社ではなかった。
けれど舞台に立った代表は若手の実業家であり、時に話してくれた企業理念や、代表が考える会社という組織についての熱い公演内容にすっかり虜になってしまい、大本命の会社となったのだ。
憧れの存在だった。
あの人の下で働けたら、どんなに幸せだろうと何度思ったか。
まぁ……後にあの日抱いた代表に対する憧れも、一瞬にして砕け散ったんだけどね。
なにがなんでも内定を取る!! 強い思いを持って面接会場である会社のオフィスが入るビルへと向かっている中、ふと目に飛び込んできたのは、歩道橋の中腹で大きな鞄を両手で抱え、必死に階段を登るおばあさんの姿。