キミと初恋、はじめます。
「そりゃあ知ってるわよ。百合の息子だもん。シキが生まれた時に一度会ったことあるのよ?」
「えぇ!?それはあたしも!?」
「うん。でもシキは覚えてないわよね。可愛かったわぁ……1歳の時の翔空くん。もう天使みたいに」
そりゃあの容姿なんだから、小さい時なんて天使そのものでしょう。
って、あたしと翔空、初対面じゃなかった……!
なぜか複雑な気持ちになりながら、あたしはお母さんに尋ねる。
「そ、それからは会わなかったの?」
「百合、その頃学校立ちあげるのに忙しかったから……中々会えなかったのよ。連絡は取っていたけど、シキと翔空くんはそれっきりかしらね?」
「そ、うなんだ……」
そんな小さい頃に出会っていて、高校生になって再会(?)するなんて……なんか、凄い。