愛を教えてくれたのは若頭



監禁…まがいなこと


男は私の手首に自分のネクタイを巻きつけ、拘束された
男のベルトは私の腕と男の腕を固定してある
私が逃げれないようにだ


『何がしたいの?』


ヤらないなら、何が目的なのか
さっぱりわからない
隣の男を見れば、普通の男
ヤバそう、とかじゃない
私の視線に気がついた男は
困った顔をした


「…こんな事、よく無いのはわかっているんだ。けど…、マミを…マミを助けたいんだ」


マミ? 助けたい?
誰なのかわからない
ただ、男の話を聞いていた


「マミは…俺の妹。妹って言っても片親しか血は繋がっていないけど。…俺はマミと二人っきりの家族なんだ」


男は遠くを見ながら
そして、悲しい目をして話し出した

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