君に会えたら伝えたい事がある。
「小さい頃、物凄く嫌なことばかり起こるときがあったの。ずっとずっと長い間その嫌なことは続くの、それで私、流れ星にお願い事でもすればいいかな、なんて思って夜空も見上げるんだけれども全く見つからないんだよね。それでやっと見つけた星のように動くものが夜空を飛んでる飛行機で、私分からないけどその飛行機にお願い事をしたの。それからずっと嫌なことがあると飛行機にお願い事をするんだ。叶うわけないのは分かってるけど気が少し楽になるんだよね」彼女の顔を見つめるといつもの笑顔とは違う少し人生に疲れたような顔をしていた。そしてさっきとは違った沈黙が僕らを包み始めた。
しばらくしたところで今度は彼女がその沈黙を破るように話し始めた。
「流れ星にお願い事したことある?」
「ないかな。僕あんまりそういうの信じないタイプだから」僕は正直に答えた。
「神様は?」
「それも信じないかな。もちろんテストの前に神様お願いしますとか祈ったりはするけど」
「それは誰でもするよ」そういうとやっと彼女はいつもみたいに笑った。
「一応、クリスチャンなんだけど、教会に通ったこととかは無いかな。ハナは?」
「特定の宗教は信じてないし、神様も信じないかな。でも私もテスト前は世界中のすべての神に祈るけれどもね」
「なんで神を信じないの?」
「それは難しい質問だけれども、もし仮に神様がいたとしたら私はどうしてこんな不平等な世の中を作ったのか聞きたくなると思う。どうして、こんなどうしようもないような私が何不自由なく暮らしているのに、もっと純粋で愛されていい人たちが飢や犯罪や心の病に怯えないといけないのか分からないし、仮に神様がそれを故意に作っているのなら、そんな神様を信じることはできないと思う」彼女はそう言い終わると下唇を軽く噛んだ。
しばらくしたところで今度は彼女がその沈黙を破るように話し始めた。
「流れ星にお願い事したことある?」
「ないかな。僕あんまりそういうの信じないタイプだから」僕は正直に答えた。
「神様は?」
「それも信じないかな。もちろんテストの前に神様お願いしますとか祈ったりはするけど」
「それは誰でもするよ」そういうとやっと彼女はいつもみたいに笑った。
「一応、クリスチャンなんだけど、教会に通ったこととかは無いかな。ハナは?」
「特定の宗教は信じてないし、神様も信じないかな。でも私もテスト前は世界中のすべての神に祈るけれどもね」
「なんで神を信じないの?」
「それは難しい質問だけれども、もし仮に神様がいたとしたら私はどうしてこんな不平等な世の中を作ったのか聞きたくなると思う。どうして、こんなどうしようもないような私が何不自由なく暮らしているのに、もっと純粋で愛されていい人たちが飢や犯罪や心の病に怯えないといけないのか分からないし、仮に神様がそれを故意に作っているのなら、そんな神様を信じることはできないと思う」彼女はそう言い終わると下唇を軽く噛んだ。