君に会えたら伝えたい事がある。
何事もないように次の日は訪れて、何事もないように次の日は終わった。そんな風に毎日があっという間に終わっていく。僕はハナに相変わらず好かれていてハナは相変わらずアルベルトとレオの横にいる。僕に見せる彼女の笑顔と彼女が彼らに見せる笑顔に違いがある事に少しだけ気がついた。彼女は僕の前ではまるで純粋で素朴な少女の様に笑う。よく口を開けて目尻が垂れる。でも彼女がアルベルトとレオに見せる笑顔は少し違う。よくいうと落ち着いていて、でもどちらかというと少し暗く微笑む。僕の考えすぎかもしれない。ただあの日からいろいろな事が気になってたまらなくなった。
< 40 / 70 >

この作品をシェア

pagetop