強引なキスで酔わせて【完結】~二人のその後 更新中
街をブラブラして、少し何か飲もうかと、メインストリートに面した人気のカフェに入る。
初秋の風が心地好い日曜日、オープンカフェで飲もうと、テラスに出た。
私はアイスラテを、凌さんはアイスコーヒーを注文し、行き交う人々を眺める。
「楽しかったか?」
「はい、凌さんとお出掛け出来ただけでも楽しいのに。」
「可愛いこと言うな。」
コツンとおでこを突かれた。
フフフと意味深な笑いをすれば、
「何を笑ってる?」
と、聞かれた。
凌さんのこんな一面を会社の誰もが知らない。
私だけが唯一知ってる、私だけの凌さん。
それが余りにも嬉しくて、おかしな笑いが溢れ出た。
「何もないです。」
「けど、今、笑っただろ?」
「ほんとに何もないんです。」
そう言いながらも、私の笑いは止まらない。
「言わないなら、ここでキスする。」
「えっ!!!」
私が口を開く前に、凌さんの唇で私のそれは塞がれた。
触れるだけのキスは、一瞬にして離れた行った。
きっと、今の私は真っ赤な顔をしているだろう。
こんな公衆の面前でキスされるだなんて。
「りょ、凌さんっ!!」
「あぁ、悪いな、つい。」
そう言った凌さんの口角はグッと上がり、クスクスと笑っていた。
初秋の風が心地好い日曜日、オープンカフェで飲もうと、テラスに出た。
私はアイスラテを、凌さんはアイスコーヒーを注文し、行き交う人々を眺める。
「楽しかったか?」
「はい、凌さんとお出掛け出来ただけでも楽しいのに。」
「可愛いこと言うな。」
コツンとおでこを突かれた。
フフフと意味深な笑いをすれば、
「何を笑ってる?」
と、聞かれた。
凌さんのこんな一面を会社の誰もが知らない。
私だけが唯一知ってる、私だけの凌さん。
それが余りにも嬉しくて、おかしな笑いが溢れ出た。
「何もないです。」
「けど、今、笑っただろ?」
「ほんとに何もないんです。」
そう言いながらも、私の笑いは止まらない。
「言わないなら、ここでキスする。」
「えっ!!!」
私が口を開く前に、凌さんの唇で私のそれは塞がれた。
触れるだけのキスは、一瞬にして離れた行った。
きっと、今の私は真っ赤な顔をしているだろう。
こんな公衆の面前でキスされるだなんて。
「りょ、凌さんっ!!」
「あぁ、悪いな、つい。」
そう言った凌さんの口角はグッと上がり、クスクスと笑っていた。