強引なキスで酔わせて【完結】~二人のその後 更新中
奏汰が居ると冷静に話が出来ないと、凌さんは家に帰ろうと申し出た。
私に伸ばされた手に、私もその方が良いと、手を伸ばそうとした瞬間、本当に、本当に無意識に凌さんのその手を弾き飛ばしていた。


「か・・え・・・で?」


何が起こったかわからないと言う顔で、凌さんは私を見詰める。
私も自分が何をしたのかが、わからない。


「ご、ごめんなさい。」
「楓、さっきからどうした?」
「わからないんです。私にも何が何だか、わからないんです・・・」


身体が震える。
と、後ろから肩を抱かれた。

「奏汰・・・?」
「自分の気持ち、ゆっくりと話せば良いんだよ、楓。」
「え?どういう意味?」


奏汰は私から離れ、スッと凌さんの前に立った。


「桐島さん、楓は貴方との恋愛が初めてなんです。俺がこんなこと言えた立場じゃないんですけど、楓は自分の気持ちに気付けてないだけだと思います。」


そう言うと、奏汰は私の肩を押して、凌さんの目の前に押し出した。


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