強引なキスで酔わせて【完結】~二人のその後 更新中
「楓、今、お前が抱えてるものを話してくれ。」



凌さんはその揺れる瞳を真摯に私に向けながらそう言ってくれた。
何をどう話せば良いかわからない。
どうして凌さんを拒絶してしまうのか、私自身、本当にわからない。


「どうして俺に触れられたくない?」


どうして?
どうしてだろう。
凌さんから私に伸ばされたその手が、何故だか許せない。
今まで、その優しい手に触れられるだけで幸せを感じていた。


凌さんのことを気持ちが欲していても、どうやら身体は受け入れようとはしないらしい。


「楓?」


凌さんのその優しい声に、気持ちはゆっくりと凌さんへと向かう。
けど、伸ばされた凌さんの指先に、私の身体は仰け反るように後退る。


「ごめん・・・なさい・・・私にもどうしてこうなるのかわからないんです・・・」
「楓、お前のここに溜まっているもの、吐き出してみろ。」


そう言って凌さんは私の胸に拳を突き出し、そのまま私の腕を取り、グッと凌さんの胸に引き寄せた。



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