欲情プール
「ちょっとくらい…
妬いてくれてもいいじゃないですか」
「ちょっとくらい、か…
…ムリだな」
本当に、身体だけなんだね…
ちょっとですら無理なんだ?
愛が無いと解っていても、悲しくて泣きたくなる。
さらに気まずくなった空気を…
今度は慧剛が取り繕って。
私が振った話題を今さら拾う。
「茉歩。1日遅れだけど…
誕生日、おめでとう」
目の前に差し出されたのは…
高級腕時計ブランドの豪華な箱。
「えっ、これ…」
「茉歩が褒めてくれた俺のお気に入りと、お揃いのレディース」
「そんな高価な物っ…!
頂けません!」
「俺とお揃いは嫌?」
「まさかっ…
嬉しいです…、すごく……」
「だったら貰ってくれ」
あまりの高価さに困惑して、ふと。
利用したお詫びも兼ねてるのかと過ぎったけど…
それでも嬉しくて。
どうしよう…
今度は嬉しくて泣きそうになる。
でも。
「周りにバレますよ?」
この、不倫関係が。
「それが嫌なら、付けなきゃいい」
腕時計を贈っといて、付けなきゃいいだなんて…
意味ないじゃない。
妬いてくれてもいいじゃないですか」
「ちょっとくらい、か…
…ムリだな」
本当に、身体だけなんだね…
ちょっとですら無理なんだ?
愛が無いと解っていても、悲しくて泣きたくなる。
さらに気まずくなった空気を…
今度は慧剛が取り繕って。
私が振った話題を今さら拾う。
「茉歩。1日遅れだけど…
誕生日、おめでとう」
目の前に差し出されたのは…
高級腕時計ブランドの豪華な箱。
「えっ、これ…」
「茉歩が褒めてくれた俺のお気に入りと、お揃いのレディース」
「そんな高価な物っ…!
頂けません!」
「俺とお揃いは嫌?」
「まさかっ…
嬉しいです…、すごく……」
「だったら貰ってくれ」
あまりの高価さに困惑して、ふと。
利用したお詫びも兼ねてるのかと過ぎったけど…
それでも嬉しくて。
どうしよう…
今度は嬉しくて泣きそうになる。
でも。
「周りにバレますよ?」
この、不倫関係が。
「それが嫌なら、付けなきゃいい」
腕時計を贈っといて、付けなきゃいいだなんて…
意味ないじゃない。