欲情プール
だけど、新しい道を実現させるには…
茉歩と一緒にいるための地盤を整えるには…

当然、どんなプランでもかなりの時間が必要で。
成し遂げれるかさえ危うくて。


先の見えない現状は、嫌でも終わりを感じさせ…

それを払拭するように、ベッドでは今まで以上に茉歩に溺れた。



すると不意に、離れないでとしがみ付かれて…

この胸は息の根を止められる。


「離れないっ…
だから俺をもっと求めてくれ!
身体だけじゃなく、」

何もかも全部っ…


茉歩だらけで破裂しそうな心をどうにかしてくれっ!

想いをぶつけるように、強く強く抱き締めると。


またその身体の中に深く沈んで…

どこまでも溺れた。



キツく結び合った身体が、滅茶苦茶に縺れて…

いっそほんとに離れられなくなればいい。


そうやって溺れすぎてた俺は、周りが見えなくなっていた。


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