欲情プール
「やめて聡っ!私が悪いのっ…
私がっ…

それを解ってても側に居たかったのっ。
解ってて抱かれたかっただけなの!
それでも私はっ…

慧剛を愛してるの…!」


刹那、心臓が打ち貫かれる。


それが本心じゃなくても。
茉歩から初めて告げられた言葉に激しく動揺して…

向けられた瞳に心を持っていかれそうになった俺は…
慌てて表情を取り繕って、渋々その視線を振り切った。


露美と堀内に心情を悟られる訳にはいかない。

なのに茉歩は露美を挑発し始めて、俺の心いっそう揺さぶる。


「例え仕事を辞めても、私はずっと諦めない。
聡の時と同じく、最後は私を選んでくれるって信じてる」

やめろ茉歩…
これじゃ守ろうとした意味がないっ。


でもそこで。

「あなたなんかに、渡さない」

茉歩の言葉とは思えないセリフの数々に、これはサポートなのか?と頭に過ぎる。


そう露美は、簡単に手に入るものには魅力を感じない。
かといって、また茉歩が選ばれるのだけは許せないに決まってて…

今度こそ露美が俺から離れないようにしてるのか?


だけど、当然露美は興奮して…
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