興味があるなら恋をしよう−Ⅰ−
「ずっと好きだったかと聞かれたら、少し違うんだと思う。何て言ったらいいか…。
藍原の事、確保したって言うか、そう言った事で安心してしまったんだと思う。
藍原に恋人が居るってなったら、誰もちょっかいなんて出さないだろうって、その酔った頭にインプットしてしまったんだな、きっと」
は、あ…。
「まだ、入社早々の事だった。…いい子だな、とは思ったと思うんだ。
現実、言い寄る男は居なかったようだし、藍原もずっと恋人らしき存在は居ないみたいだったし。それが、そのせいだったってなると発端を担ってしまったのかも知れない。
て、いうか…藍原は俺の事をずっと思ってくれていたんだよな…」
「…はい」
…思っていた。私にも誤解を解かなかった責任はある。でも、もうその事は…。
「藍原、どうだろう。俺と結婚を考えた付き合いをしてみる気はないか?」
「え?…………ぇええーっ!?」
今、なんて…。
「え゙?そ、そんなに驚く事か?え?」
「お、驚きますよ、だって、……え?」
だって、…でも、課長?
何言ってくれちゃってるんですか?課長には…。
「もう遅いか?俺の事はもう嫌いか?」
……嫌いだなんて。違う。私は、告白して、それこそ、もう忘れようと…。だって課長は。あー、……落ち着いて。………そうよ。……何か、責任のようなものを感じて、律儀に一応言ってくれてるんだろうか。言えば、今更ですと、断るだろうと………。私はもういいですと言ってるし。
「どうして…今頃、そんな。……解らないです。それに…、課長、どうして、そんな事…課長は言うんですか?」
意図が……。
「今頃って…。どうもこうも、藍原が俺の話をいつも聞こうとしないから、こんな事になったんじゃないか。違うか…気になっていたんなら、もっと前にって事だな。…今頃か…」
あ、どっちにしてももう、今更じゃ…。
「え?だって…、私…。課長は結婚される人が居るんじゃないですか?プロポーズ、されるんじゃないですか?」
まさか…奥さんとは別に…結婚という言葉を出して、私を愛人にでも?…。本気ですか?
好きだと思い続けている私なら、簡単にモノに出来ると?……。いやいや、そんな訳無い。飛躍しすぎよ、…有り得ない。訳が解らなくて…、おかしくなり過ぎてまともな考えが出来なくなってる…。ふぅ、だから落ち着いて。
「はぁ?俺が結婚?そんな話、誰が言ったんだ?」
「え…だって。私、見ました。…聞きました」
課長のパパ振り…。女の子も。
「聞いた?誰に。何を?」
「え…課長がパパって呼ばれていて。小さい女の子を抱いていました。仕事の帰りに偶然。
それに、課長は私とご飯を食べた時も、そろそろ話さないとなって言ってましたし、それに…」
「待て待て。待て。藍原。ちょっと待て。はぁ…勘違いも甚だしい」
「え?」
何が勘違い?
「でも…」
「待ってくれ。俺は結婚なんかしない。そんな予定も無い。まして子供も居ない」
「え?!」
藍原の事、確保したって言うか、そう言った事で安心してしまったんだと思う。
藍原に恋人が居るってなったら、誰もちょっかいなんて出さないだろうって、その酔った頭にインプットしてしまったんだな、きっと」
は、あ…。
「まだ、入社早々の事だった。…いい子だな、とは思ったと思うんだ。
現実、言い寄る男は居なかったようだし、藍原もずっと恋人らしき存在は居ないみたいだったし。それが、そのせいだったってなると発端を担ってしまったのかも知れない。
て、いうか…藍原は俺の事をずっと思ってくれていたんだよな…」
「…はい」
…思っていた。私にも誤解を解かなかった責任はある。でも、もうその事は…。
「藍原、どうだろう。俺と結婚を考えた付き合いをしてみる気はないか?」
「え?…………ぇええーっ!?」
今、なんて…。
「え゙?そ、そんなに驚く事か?え?」
「お、驚きますよ、だって、……え?」
だって、…でも、課長?
何言ってくれちゃってるんですか?課長には…。
「もう遅いか?俺の事はもう嫌いか?」
……嫌いだなんて。違う。私は、告白して、それこそ、もう忘れようと…。だって課長は。あー、……落ち着いて。………そうよ。……何か、責任のようなものを感じて、律儀に一応言ってくれてるんだろうか。言えば、今更ですと、断るだろうと………。私はもういいですと言ってるし。
「どうして…今頃、そんな。……解らないです。それに…、課長、どうして、そんな事…課長は言うんですか?」
意図が……。
「今頃って…。どうもこうも、藍原が俺の話をいつも聞こうとしないから、こんな事になったんじゃないか。違うか…気になっていたんなら、もっと前にって事だな。…今頃か…」
あ、どっちにしてももう、今更じゃ…。
「え?だって…、私…。課長は結婚される人が居るんじゃないですか?プロポーズ、されるんじゃないですか?」
まさか…奥さんとは別に…結婚という言葉を出して、私を愛人にでも?…。本気ですか?
好きだと思い続けている私なら、簡単にモノに出来ると?……。いやいや、そんな訳無い。飛躍しすぎよ、…有り得ない。訳が解らなくて…、おかしくなり過ぎてまともな考えが出来なくなってる…。ふぅ、だから落ち着いて。
「はぁ?俺が結婚?そんな話、誰が言ったんだ?」
「え…だって。私、見ました。…聞きました」
課長のパパ振り…。女の子も。
「聞いた?誰に。何を?」
「え…課長がパパって呼ばれていて。小さい女の子を抱いていました。仕事の帰りに偶然。
それに、課長は私とご飯を食べた時も、そろそろ話さないとなって言ってましたし、それに…」
「待て待て。待て。藍原。ちょっと待て。はぁ…勘違いも甚だしい」
「え?」
何が勘違い?
「でも…」
「待ってくれ。俺は結婚なんかしない。そんな予定も無い。まして子供も居ない」
「え?!」