夢を忘れた眠り姫
「今、お昼の用意をしますね」
「……え?ああ、もうそんな時間か」
腕を組んで前方に顔を向けていたのでテレビを凝視しているのかと思いきや、実はうたた寝をしていたらしい。
僅かなタイムラグのあとそう返答し、「うぅ~ん」と唸りながら伸びをして、貴志さんは立ち上がった。
「今後の参考の為に、盛り付け方を見させてもらっても良い?」
そしてカウンター内に入った私の元へと近付きながら問い掛けて来る。
「毎回用意してもらってたら悪いし」
「あ、そうですね。貴志さんの好きなタイミングで召し上がりたいでしょうし」
ウンウンと頷きながら私は続けた。
「え~っと、じゃあ…。お昼はハンバーグにしようと思ってたんですけど、それで良いですか?」
「うん。もちろん」
「そうしましたらまず、メインのおかずを温めます」
言いながら私は食器棚から皿を取り出し、冷凍しておいたハンバーグを二個乗せてラップをかけ、レンジに入れた。
「で、副菜は冷蔵庫の中にあるものを適当に自由に選んで下さい。生野菜が良ければレタスとにんじんと玉ねぎをカットして袋に入れてあるのでそれを適量添えたり、火の通ったお惣菜が良ければタッパーに入ってるやつから選んだりして」
「やっぱ野菜も前もって切っておくんだ。実際にそういうの売ってるもんな」
「……え?ああ、もうそんな時間か」
腕を組んで前方に顔を向けていたのでテレビを凝視しているのかと思いきや、実はうたた寝をしていたらしい。
僅かなタイムラグのあとそう返答し、「うぅ~ん」と唸りながら伸びをして、貴志さんは立ち上がった。
「今後の参考の為に、盛り付け方を見させてもらっても良い?」
そしてカウンター内に入った私の元へと近付きながら問い掛けて来る。
「毎回用意してもらってたら悪いし」
「あ、そうですね。貴志さんの好きなタイミングで召し上がりたいでしょうし」
ウンウンと頷きながら私は続けた。
「え~っと、じゃあ…。お昼はハンバーグにしようと思ってたんですけど、それで良いですか?」
「うん。もちろん」
「そうしましたらまず、メインのおかずを温めます」
言いながら私は食器棚から皿を取り出し、冷凍しておいたハンバーグを二個乗せてラップをかけ、レンジに入れた。
「で、副菜は冷蔵庫の中にあるものを適当に自由に選んで下さい。生野菜が良ければレタスとにんじんと玉ねぎをカットして袋に入れてあるのでそれを適量添えたり、火の通ったお惣菜が良ければタッパーに入ってるやつから選んだりして」
「やっぱ野菜も前もって切っておくんだ。実際にそういうの売ってるもんな」