夢を忘れた眠り姫
「ああ、別に良いよ。お茶があるんだから、それで充分」
そうフォローしてくれた後、貴志さんは続けた。
「これも300円で良いの?」
「はい。計算が面倒だし、もう一律その値段で。メニューによってはむしろもらい過ぎかもしれませんが」
「いやいや、それはないよ。主菜と副菜とご飯は必ず食べられるんだから。相場から言ったらやっぱり断然安いよ」
「お支払いは、今あるストックがすべて無くなってから、まとめてで大丈夫ですので。もちろん、今日から作り置きする分については払わなくて良いですからね。もう材料費は出してもらってるんですから。分かりやすく並べておきますので、古い方から順々に食べて行って下さい」
「OK」
そこからはお互い食事に集中し始めたので、自然と会話は止んだ。
ほんと、つくづくフィーリングが合う人だよな、と思う。
口に何かを入れながら話すのってすこぶる疲れるし面倒なんだよね。
「それも料理のエッセンスの一つなんだから、会話を楽しみながら食べようよ」っていうタイプじゃなくて良かった。
こういう風に、自分のペースで食事させてくれる人は一緒にいてとても楽だしありがたい。
「俺、ちょっと部屋で休むから」
先に食べ終え「ごちそうさま」をしてから洗い物まで済ませた後、貴志さんはそう宣言した。
そうフォローしてくれた後、貴志さんは続けた。
「これも300円で良いの?」
「はい。計算が面倒だし、もう一律その値段で。メニューによってはむしろもらい過ぎかもしれませんが」
「いやいや、それはないよ。主菜と副菜とご飯は必ず食べられるんだから。相場から言ったらやっぱり断然安いよ」
「お支払いは、今あるストックがすべて無くなってから、まとめてで大丈夫ですので。もちろん、今日から作り置きする分については払わなくて良いですからね。もう材料費は出してもらってるんですから。分かりやすく並べておきますので、古い方から順々に食べて行って下さい」
「OK」
そこからはお互い食事に集中し始めたので、自然と会話は止んだ。
ほんと、つくづくフィーリングが合う人だよな、と思う。
口に何かを入れながら話すのってすこぶる疲れるし面倒なんだよね。
「それも料理のエッセンスの一つなんだから、会話を楽しみながら食べようよ」っていうタイプじゃなくて良かった。
こういう風に、自分のペースで食事させてくれる人は一緒にいてとても楽だしありがたい。
「俺、ちょっと部屋で休むから」
先に食べ終え「ごちそうさま」をしてから洗い物まで済ませた後、貴志さんはそう宣言した。