運命の恋は健康診断から始まる
首筋に息がかかって、くすぐったくて身を捩る私を見て宗一郎さんが笑った。
「そういうところが抜けてるっていうか、隙があるっていうか……。俺の前ではいいけど、ちょっと気を付けてね」
私の服を捲った宗一郎さんが私の胸に唇を寄せる。
「んっ、あ、……ぁっ」
自分の声じゃないみたいな甘い声が恥ずかしくて、ぎゅっと宗一郎さんの服を掴んで唇を噛む。
「こら。かわいい唇に傷ついたら大変だから、唇噛まないの」
「ん、だって……ひゃっ」
耳から首筋を舐められて変な声を出す私に宗一郎さんは容赦がない。
「かわいいから、全部見せて。俺の知らない歩、たくさん見たい」
私だって、こんな私知らない。
初めてなわけじゃないのに、こんな風に反応してしまう自分が恥ずかしい。