運命の恋は健康診断から始まる

「結婚式しよっか」


「え!?」


宗一郎さん、突然突拍子もないこと言い出すからビックリしちゃう。


そりゃ、私も好きな人との結婚式には憧れてるけど。


「二人っきりでもいいから。俺、歩のウェディングドレス姿見たいな」


そう言われるとやっぱり嬉しくて顔が緩んでしまう。


「宗ちゃんもタキシード着るでしょ」


私も宗ちゃんのタキシード姿見たいからそう言うと宗一郎さんは表情を曇らせる。


「それはちょっと嫌だけど、仕方ないね」


そう言って苦笑いする宗一郎さんの手を握ると宗一郎さんも握り返してくれる。


「背高いし。スタイルもいいから似合うよ、きっと」


そう言って笑うと宗一郎さんが立ち上がるから、私も立ち上がる。


「色々、準備しないとね。引っ越しして、入籍の日決めて」


何か実感湧かなくて、何からしていいか全然分からないけど、やることたくさんあるんだろうな。


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