運命の恋は健康診断から始まる
「んー、何ですかね」
そう言ってニヤリと笑う結城を見て嫌な予感がする。
こういう時のこいつ、本当に嫌だわ。
「高倉さん、恋してます?」
俺の肩に馴れ馴れしく腕を乗せてそう言う結城を俺は睨みつける。それを見て結城は目を丸くした。
「え、マジで!?彼女できたんすか?」
俺の肩を揺さぶってそう言う結城を振り払う。
だからこいつは嫌なんだ。勘が良すぎるんだよ、腹立つくらいに。
「……まだ彼女じゃない」
正直にそう答える俺に結城は首を傾げて俺を見る。
「何それ、どういうこと?また変な女に引っ掛かってるんじゃないっすよね」
眉間にシワを寄せて険しい顔で俺を見る結城に苦笑いする。一回りも下の奴になんでこんな心配されてんだ。