運命の恋は健康診断から始まる

初めてこんなに好きになった人だから、これからの人生は歩と一緒に生きていきたい。


歩にもう家族はいないと言われた時は、驚いたけど。


俺ももう家族はいないから、歩と家族になりたいと、本気で思った。


そういう風に思える相手は初めてで、そんな風に思える相手と出会えたことを幸せだと思う。


やっぱり健診に来てる歩から目が離せなかったのは、歩が運命の相手だったからなんだと思う。


歩も同じように俺のことを見ててくれたって知った時は、すごく嬉しくて何とも言えない気持ちになった。


歩と結婚する事がすごく自然な事に思えて。


歩のお母さんのお墓の前という今思えばロマンチックさの欠片もない俺のプロポーズに歩は頷いてくれて、それから約一ヶ月後に俺達は入籍した。





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