運命の恋は健康診断から始まる
私、また会いたいと思ってるし。宗一郎さんも同じ気持ちでいてくれてるのならすごく嬉しいかもしれない。
「……はい。え、えっと、その、わ、私もお会いしたい、です」
絶対今、顔赤い。私につられたのか宗一郎さんも顔が赤い。
ごまかすように本棚に目を向ける私に、宗一郎さんが小さく笑った気がしたけど恥ずかしくてそっちは向けなかった。
「連絡するね」
それにはい、と頷いて私は本を二冊買って、宗一郎さんも同じように二冊買っていた。
それもお互いに気になっていた本で、これも読み終わったら貸し借りの約束をして。
本当に本の趣味が似てるのかもな。
同じ本を読んでるって思うと、何とも言えない気持ちになる。
好きな人と共通点があるって嬉しいかもしれない。
そこまで思ってハッとする。